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イングリッシュケイナインケアリングサービス東京(サービス価格表) [Dog Behaviouring]

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〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-34

下村拓哉/Takuya Shimomura
Dog Behaviourist/ドッグビヘイビアリスト
TEL:  080-3818-1100
Email: caninelondon@gmail.com
URL:http://eccst.jp
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First consulting Free
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街中でのドッグビヘイビアリング(実家の犬編) [Dog Behaviouring]

久しぶりに日本に帰ってきています。

我が家のイングリッシュコッカースパニエル

相変らず絶好調で、かなりテンションが高い3歳雄です。

この顔を見たら要注意!なですが、とても内弁慶で外面が良い。

誰に似たんでしょう?なんて思いながら、「イギリスに2年もいた僕とは、もう関係ないね」とか言ったりして。

やんちゃですが憎めず可愛いヤツです。

029.JPG
我が家の犬 もう僕の犬じゃなくて、家族の犬ですね

今日は街中でのドッグビヘイビアリングについて書いてみます。

皆様も慣れないこの言葉「ドッグビヘイビアリング」ですが、いつでもどこでもだれにでも始められるのが魅力。

ですので、今日の僕の体験を是非参考にしてみて下さい。

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「あ、喉が渇いたなぁ」と昼間にふと思いました。

だけど、一人で自動販売機やコンビニに行っても味気ない。

だから、「犬を連れて散歩でも行くか犬が外に出れるチャンスは意外にこんなものだったりします。


暫らく一緒に散歩してなかったから、てっきり我が家の犬の性格・考え方とか、散歩のスタイルや歩き方、何が気になって何が怖いのか、何を考えているのかが解らなくなっていました。

そこに出てきた自動販売機

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こんな感じの自販機は日本国内ではどこでもありますよね

今までリズム良く散歩してきたのに、急に止まってポケットをごそごそするこの散歩のパートナー犬は興味津々

あ、これはチャンスかも」なんて思うのが、ドッグビヘイビアリストなんじゃないかな、と。

それは何故か。ずっと前から言い続けているように、「新しい何かを犬と共に乗り越えるチャンス」だからだと思うからです。

そして何度も言うように、「犬が興味を示している時」、もしくは「犬が何かに集中している時」にしか、強烈なインパクトを残す事が出来ません。

それはドッグトレーニングも同じ。だらだらやって、ドッグトレーニング方法を覚えるのは飼い主だけ、は集中している時にささっとやれば直ぐに理解して次のステージに行ってくれます。


そして…

ポケットから出てきた500円玉。恐らくビスケットか何かだと思って目が丸々です。

これをまず臭いを嗅がせる。納得すると興味がなくなる。

でも、その興味の無くなった500円玉が、この目の前の大きなマシーンの口に吸い込まれていく。

「がちゃがちゃ…ちゃりーん」

音と共に電気が点く。

ここを押すよ~」とか良いながら、犬の目の集中を指先に乗せ、一気にボタンを押す。

「ドシャガシャ、ゴロローン」

ベンダーの一番下に缶ジュースが1つ。

必死になって取り口を覗く犬

「待てよ~」と良いながら、お座りさせて取り口から缶ジュースを取り出し
「こんなだよ~」と声をかけながら、缶ジュースの匂いを嗅がせてやる。

納得したは、それ以上自動販売機への興味を持たず、恐らく次に自販機でジュースなり買う時は安心しているでしょう。


自販機でジュースを買うことなど日本人にとっては当たり前の事ですが、あまり外の世界に馴染みの少ない犬たちにとっては冒険も良い所です。

そういった興奮する経験飼い主と一緒に冷静に乗り越えてやる

これがドッグビヘイビアリングの基礎であり、犬との信頼関係を結ぶ最終形態ではないのかなと思います。


是非皆様も、犬と会話する事、そして犬の気持ちを汲み取りながら興味を持たせつつ壁を一緒に乗り越えていく事を心がけて、日常の散歩にお出かけになられては如何でしょうか?

しもたく
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犬に噛まれました。 ~Dog Behaviouringから学べる事~ そして、伝えたい事 [Dog Behaviouring]

昨日、とあるご家庭にDog Behaviouringに行った時、そこの犬に噛まれてしまいました。

やはり自分がどんくさいのか。←これは生まれ持った性格かと…。

犬の力を甘く見ていたのか。←そんなつもりはないけれど、自分を過信していたのか。

兎に角、自分では最大限何も起こらないギリギリまで踏み込んでいたつもりでしたが、2度も噛まれてしまいました。

(犬種や年齢、場所などはプライベートな為、ご質問頂いてもお答えできませんので悪しからず)

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親指と人差し指の間に

ここから何も学ばなければ、わざわざブログに起こすほどの事ではないのですが、その後飼い主の方から非常に丁寧なメールを頂き、感動しましたのでお伝えできればと思いブログに書く事にしました。

今改めてそのメールを読んで、また心が動きました

明日から早速、改善に向けて努力されるとの事。
そして、また経過報告を頂いて、その後のアドバイスを、との事。

日本に帰ったときに、犬の飼い主の皆様がこの様であってくれることを願います。

どの様な状況であれ、犬と飼い主が共に前進しようとする心は本当に大切なのです。

それが「絆」を生みます。それが本当に犬と飼い主の正しい関係なのだと僕は思うのです。

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ブルークロスにいた頃

もうご承知の通り、僕はブルークロスというアニマルウェルフェア(動物保護団体)に居ました。

そこには、所謂どうしようもない犬が数多くおり(噛む・吠える・逃げるetc)そういった犬達をBehaviouringし、TrainingしてRehomeするという一連の流れが出来ていました。

保護団体は「保護する事」を目的としていますが、どうしても健康上・また行動上問題のある犬は、残念ながらCapacityの問題で殺処分するという選択を取らざるを得ません。

(この事について賛否両論ありますし、犬の命を軽く見ていると思われるかもしれませんが、それが事実である事は如何に繊細な話題であっても触れる必要があると思います。そして、「どうしても」という所が大変重要です。少なからずブルークロスでは犬を殺めるという行為には最大限の努力をしていたと私の目を通じては感じておりました。)

以前も記述したとおり、Animal WelfareでのDog Behaviouristの仕事の最大責務はこのジャッジメントにあります。

つまりは、犬を殺す生かすかという選択を決断する仕事なのです。

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そういったアセスメントの結果、救われた沢山の犬たち

昨日の犬は残念ながら、そういう犬でした。

決して同じではないにしろ、保護団体に預けられた時に殺処分の決断を取られかねない犬でした。

イギリスではRSPCAという保護団体があって、彼らはアニマルポリスといわれる仕事も行っています。

隣人から「噛まれた。強暴だ。大変だ。」などと報告があった場合、飼い主に有無を言わさず取り上げられ(一応確認はすると思います)、犬が保護されてしまうケースもあるようです。

日本での現状は知らないまでも、未だ番犬メインの日本ではこういった機関があると次々に逮捕者が出るのかも知れません。

だからこそ、イギリス人は躾やトレーニングに熱心であったり、犬の知識を沢山持っていたり、飼う側・飼わせる側双方に強い約束を必要とされるのです。

犬に噛まれちゃったという昔のブログエントリー
http://takuyadoglovers.blog.so-net.ne.jp/2010-02-18

僕は犬に噛まれる事が、Dog Behaviouristとして非常に大切な事ではないかと思います。
(犬のプロとして有るまじき行為と言われたり、プロの中ではそういった経験はあっても言わないという人は多いと聞きますが、僕は受け入れるべき事実ではないかと個人的に感じています。)

そういった経験をどう捉えるかは人によってマチマチですが、犬をもっと知りたいと思う以上、ムツゴロウさんではないにしろライオンに遣られる位の覚悟は必要ではないかと思うのです。

だからこそ、本気で伝えられるものもあるかと思います。

イギリスの素敵な犬達に癒され、いつも暢気に楽しく犬の仕事をしていたけれども、何か鋭い縁で少しシビアな方向へ引き戻されたような感覚に陥りました。

これからも謙虚に。そして誠実に活動して生きたいと思います。

下村拓哉

PS 犬は心の繋がるオーナーを常に必要としています。犬との絆を深めるには、まず犬と向き合い、そして犬と同じ方向に向かって歩き続ける事が大切です。決して犬を諦めないで下さい。犬はあなたを必要としています。
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パグ3匹と明けましておめでとう御座います。 [Dog Behaviouring]

今日は写真はなしです。でも、良かったら読んで下さい。

写真に興味のある方はこちらでご確認ください。
↓アメーバブログにパグ達の写真が沢山あります↓
http://ameblo.jp/caninelondon/


年末からアメリカの知人宅を訪れるために家を空けているご家族のお手伝いをしております。

まもなくアメリカからイギリスに帰ってこられますので、5日までパグ3匹のお世話をご依頼して頂きました。

まさか、年末年始に自分の仕事が入るとは思っていなかったし、ドッグシッティングというご家族の犬を任せられる重要な仕事を、現地の方々に頂けるとは光栄です。

ロンドンに移ってから、多くの日本人家庭の犬のお手伝いをさせて頂くことは沢山ありましたが、2010年の終わりに現地のお客様が出来たことに、まずもって感謝せねばなりません。


パグ3匹は今日もとても元気です。

朝昼晩、加えて夜と一日4度の数多いケアを依頼されておりますが、彼らは根本的にパピーでもない成犬ですから手間もかかりにくい。

それでも、日がたつにつれて少なからずストレスを感じているのではないかと思います。
(とはいえ、ケネルとかに預けるものと比べては、はるかに良いサービスが出来ていると自負しています。)

パグが僕に慣れてきているのが日を通す毎に感じられるという幸せ

犬を真剣に世話していたい

という想いがないドッグシッターには感じ得ることのない感覚だと思います。

そういった意味でもDog Behaviouristになった価値がある。さらに、お仕事を依頼して頂いたオーナーもそれを期待してくれている

「仕事」を通してお互いが利益を得ること。それは大変嬉しいことです。(パグ達に何か利益があるだろうか?とかも良く考えます。)

【メッセージ】
明けましておめでとう御座います。今年も皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

私事ながら4月には一旦帰国致します。そうなればこれまで以上に、今までUKで得た経験を発信する側になることでしょう。

残り少ない僅かな滞在日数をどのように料理するかはシェフ次第かと存じます。

会社のライバルも居ない。

見えない自分との戦いを繰り返しながら、『正直』に犬とその飼い主に向かっていけるように。

是非、皆様今後とも応援して下さい。

ロンドンから しもたくより
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Dog Behaviouringの始め方 (イギリス・ロンドンの犬事情) [Dog Behaviouring]

こんにちは。「しもたく」こと下村拓哉です。

今日は簡単に『Dog Behaviouring』について、最近お世話になっているビーグル犬「Hatch」と共にお送りいたします。

ハッチはまだ一歳弱。パピーで可愛いビーグル犬・オスです。

パピー時期の犬はなんにでも興味を示します。道路を歩いていても、あらゆる事が気になるご様子。

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信号をまつという行動

Dog Behaviouringは簡単に言うと「犬を診ること」です。

彼らが何を考えているか、それを予想する。その為、心理学や動物行動学といった概念を利用する。

こうやって信号を待っている間、「何故大人しく横についていなければならないのか」と犬は考えているかも知れません。

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Vet(動物病院)に訪問する

例えば、上記の様に動物病院に訪問する事で多くの刺激が得られます。

病院の嫌な犬は、そこに行くと悪い事が起きると咄嗟に考えてしまう歯医者を嫌がる子供の原理と同じです。

イギリスの病院には大抵「トリーツ」が置いてあります。そうすると犬が病院嫌いになる事を防ぐ事ができます。

こうやって病院に定期的に訪問する事は犬にとって「良い環境に慣れていく」という非常に大切な事柄です。

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犬を見るのではなく、犬と同じ方向を見ることを信念にしています

Dog Behaviouringは犬を診ることはありますが、犬を見ることとは少し違います

犬が何を考えているか?」を知りたい時は「犬が何を見ているか?」を見ることが先決だと考えています。

動物を見ても得られないモノがある可愛がるという事と、彼らを理解するという事は大きな違いだという事が解ります。

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公園に座り遠くを見る ハッチが何を見ているかを見て知ろうとする

また、同時に犬を外見的に見ることも大切です。

彼らの動きから、いつもと何が違うのか。物理的に知る事ができるから。

目・頭・体・尻尾といった各部分を毎日チェックしてみることで、何か異変を感じ取るかも知れない。

そういったケアを行う事も飼い主の1つの責任だと思います。

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散歩中に出逢う他の犬との挨拶

イギリス・ロンドンでの散歩の魅力は、「他の犬との対面コミュニケーション」にあります。

多くの犬がノーリードで公園には放されている。この機会を得ない手はありません。

若いうちから多くのパターンの犬(オスメス・パピーから老犬・小型大型犬など)と面会を果たす事で、そこに良い意味での「慣れ」が生じてきます。

日本では中々関わりあうことを許されていない為に、犬が相手を理解し納得することなく他の場所へ行く

それはペットとして犬を飼う事において、非常に残念な事だと僕は思います。

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たまたま置いてあった美術学生の作ったモデルを前に遊ぶ

Dog Behaviouringの醍醐味の1つは、犬に何かさせようとするのではなく、犬からのナチュラルな信号を読み取り、それを利用してドッグトレーニングに繋げていけるという事です。

公園になぜか置いてあった人型のマネキン。こんなものは犬にとって(というか人間にとっても)滅多に出逢うものではない。

それがどういうものなのか、犬は知りたいという好奇心と怖いかも知れないという懐疑心の間に置かれます

それを飼い主がサポートしていく。これは大丈夫なのだと教えていく。それが飼い主の務めであり、Dog Behaviouringの第一歩です。

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道路の反対側からハッチが急に吠え出しました 何かなと見てみると…

帰宅中、道路を挟んで反対側の歩道に白い巻き巻きが…。良く見ると、DIY屋の店の前にあるプチプチラップです。

風邪に乗ってガラガラ回る得たいの知れないこのラップに、ハッチは「何モノ!?」という気配を感じ知らせてくれたのです。

こういう時のパターンで安易に想像できることが以下の2つ。

【犬を飼っている飼い主にとって犯しやすいミスとは…】

①吠える犬を叱り、とりあえず無理やり引っぱり遠ざけてしまう。

②犬を抱きかかえ「大丈夫ですからねー」と撫で撫でしてしまう。

【Dog Behaviouringにおいての最適な対処法とは…】

①まず、ゆっくりと近づく。
②犬の様子を見ながら、もう少し近づいてみる。
③まずは、自分がその物体に触ってみる。
④物体に触りながら、これは大丈夫だと語りかける。
⑤必ず犬は好奇心を持っているので徐々に近づいてくる。絶対に引っぱったりはしない。
⑥犬が匂ったりしている時には、基本的に声をかけない。(かける場合はやさしく)
⑦犬が触ったり、吠えやんだり、落ち着いた場合にはしっかり褒めてあげる。
⑧慣れるまでしばらく、時間をとってあげる。

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納得したハッチはこのラップがガラガラと回ってもこの時点で吠える事はなくなりました

Dog Behaviouringはケースにおいて、時間が掛かります。

貴方が怖いもの、苦手なものを克服する時に時間が掛かる以上に掛かると思っても良いと思います。

ダメな行動・恐怖心を力で押さえつける事は、後の攻撃心に繋がります。

優しくゆっくりと恐怖を取り除いていく。そんな仕事がDog Behaviouristの仕事なのではないかと最近思います。

是非、実践してみてください。とても面白い体験が出来ると思います。


【下村拓哉からのお知らせ】

この度、お陰様で下記2点のHPが完成致しました

①JaCK-London(英国日本人犬友会)のウェブサイト

http://www.jack-london.co.uk/

・以前から実現したかったイギリス(特にロンドン)にいらっしゃる日本人犬オーナーを集めて、情報交換を行っていくサイトが完成しました。今後もサイト・またこの機関共々盛り上げていく予定ですので何卒宜しくお願い致します。

②下村拓哉公式ウェブサイト【shimotaku.com】

http://shimotaku.com/

ロンドンでDog Behaviouristとして活動する下村拓哉の公式ホームページが完成いたしました。是非、今後とも応援宜しくお願い致します。
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マリーアンドミー(marley and me)を見て何を感じるか [Dog Behaviouring]

先日、大画面TVで改めて見たマリーアンドミー(marley and me)

やはり再度感動してしまいましたが、それ以上にこの仕事を志してかなり見方が変わっている事を実感しました。

簡単に思った事を羅列して見ます。

【映画を見ながら感じたキーワード・言葉】

・200ドルで買います。クリアランス・ドッグ。 ⇒ 米国ではやはり「いくらで」が大切のようです。
・雷怖い ⇒ ラブラドールだけでなく、様々な犬で現れる症状。実家のゴールデンもそうだった。
・夜は泣く ⇒ 仔犬の時メインにこういったことは良くおきます。
・鳥を追いかける ⇒ レトリバーの性質です。
・厳しい飼い主 ⇒ 全世界共通。激しく怒鳴ったり叩いたりする飼い主はどこでもいます。
・紐を引っ張る ⇒ 仔犬の時に上手くライフスタイルを築けないとコントロールが難しくなります。
・制御できないドッグトレーナー ⇒ 1つの概念に固執すると中々犬を扱うのは難しい。
・厳しいドッグトレーナー ⇒ オーナーだけでなく、様々なタイプのトレーナーがいます。
・公園で教えるトレーナー ⇒ 日本ももっと開放できたら、公園などでドンドントレーニングが出来るでしょう。
・力で制御しても駄目です ⇒ 有効に働く場合とそうでない場合があります。
・ジャンピング ⇒ 人を歓迎してジャンピング。それを制御するのにキック。さて。
・去勢(それに対する夫婦の意見) ⇒ 良くある悩みが表されています。
・メイルマン・UPSガイ ⇒ 侵入者に対するテリトリー概念とそれを知らせる犬達。ナチュラル。

・犬との思い出 全ての生活が犬と過ぎていく
・タフモーメントを犬と過ごす事の大切さ
・犬が理解するということ

・忙しさで家族が崩壊すると犬を飼う余裕はなくなる

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マリーアンドミーの様に撮ってみたくて ここから先は映画を見ながら感じて綴ったこと


やりたいことに打ち込むこと やらなければいけないことに打ち込むこと そうすれば、いろいろと幅は広がる それが大人になるということ

犬と遊ぶこと 家族の一員であること

年をとるということ 病気になるということ 耳が聞こえなくなる 目が見えなくなる

夕日の見える丘、犬とともに座り語り合うという夢

動かなくなる という 事実 命の大切さ なくなるという事実 それを受け入れるという勇気 その気持ちを助け合う家族 それで繋がる絆 犬が運んでくれる幸せ それを大切にするべき

全てのメモリーに犬がいるということ それが幸せというもの 全てのメモリーに犬がいるということ それが人生というもの 命というもの 一番大切なものの尊さに気づくべきである そして天国へ送るということ

どんな犬でさえ家族から愛されるべきであるということ

最後の言葉 犬はなにもきにしない 高級も貧相も 赤い車も アクセサリーも きれいな家も そのかわり、多くのことを運んでくれます。 それが動物を飼うということ そして、人間は自分の原点を知るのです
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家族(犬)との楽しい嬉しい生活の瞬間を決して忘れずに [Dog Behaviouring]

今僕は、ロンドンのとある場所でパピーのトイプードルを世話しています。

むくむくでとても可愛い。走り回るし、飛びつくし、パピーならではの生活をエンジョイしています。

ところが、正直言って大変。成犬との違いを、ついつい比べてしまいびっくりしています。

でも、決まった場所でおしっこ・うんこ(Pooing.Peeing)してくれると、とても嬉しい
「何だ、わかってんじゃーん!」とついつい笑顔になってしまう。
とか、言ってたら予期せぬ場所でされたり…。

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Hyde Park 1

誰だって可愛い時期もあるだろうし

誰だって醜い時期もあるのだろうと

犬を通して実感させられている気がする。
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Hyde Park 2

そんな家族を「愛する」という事は

徹底的に可愛がるという事では決して無いし

徹底的に無視するということでも決して無い。

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Hyde Park 3

ただ、彼らのそばに居ながら

成長というものを共に実感し真摯に過ごす事だけが

家族(犬)にとって、一番良い生活方法なんじゃないかと思う。

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Hyde Park 4

捨て犬が増えるのは、犬を真剣に愛していないからでは。

さて、私を含めた日本人達。これからのペット時代にどう立ち向かうべきか。

絶対に忘れちゃならない、家族(犬)との大切な時間を今日も過ごしてみましょう。

※ 写真の提供者は、先日訪ねてくれた大切な家族(父)より ※
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先日、パグ犬をBehaviouringしました [Dog Behaviouring]

大切な縁からご友人をご紹介いただき、先日はそのお友達のパグ犬のBehaviouringを行いました。
とても素敵な一軒家にお住まいのご夫婦。そこに来たパグ犬は、もはや彼らの家族の一員です。

a.JPG
本題とは関係ない写真 カナリーワーフという場所で撮影


犬の専門家」を志してから、ずっと抱いている想いがあります。

それは「犬が家族と暮らす事によって得られる幸せ」を増やす事。

それが、犬に携わる自分自身の信念でもあり、目指すべき道だとも考えています。


僕は犬が好きで好きで仕方がなくて、犬種から何からマニアックで知り尽くしているという人間ではありません。それ以上に、犬が人間という動物、また家族という組織に与える影響についてかなり興味深く、Behaviouringという概念もその方向への武器として使って行きたいなと思っています。

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カナリーワーフで有名なパブ The Gunで食べたサンデーローストと共に

今日のクライアント 『パグ犬 生後約6ヶ月 雌』

今回の訪問時は兎に角パワフルで、前回初めて見た印象とまた違った印象を持つことが出来ました。(前回は夜も遅くすっかりお眠りモードだった為)

でも、それ以上にやはり賢い犬だと感じました。まだまだ、幼さが残る年齢でありながら、トリートで教えていくトレーニングにしっかり反応して理解している様子パピー時からのトレーニングの重要性が伺える内容です。

出来事としては、ヒラヒラの物がどうしても気になるらしく(犬としては当たり前かもしれない反応)それを追っかけ噛み付く事に対して、また遊びたい物・遊べないものの区別をつける為のトレーニング内容を考え実践していただきました。

トリートによるトレーニングの効果は彼女にとっては絶大で、何よりもモチベーションとなっていた事が良かったと思います。

実はブルークロスの犬にも様々なタイプがいますが、トリート・おもちゃなどに反応する犬はまだ良い方で、彼らのモチベーションを探る事が何よりもトレーニングやビヘイビアリングにおいて大切な事だと教わってきました。そんな効果が出た1日だったと思います。

人間の細かい動き些細な変化で犬自身の動きは大きく変わってくるハンドシグナルだけでなく、声の抑揚コマンドの正確さトリートの与えるタイミング。全てでトレーニングのし易さも、理解の早さも変わっていく。

何よりも飼い主さんにご満足頂けた様で、とても良かったです。

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パブの前に待たされていて子供ギャングにぐちゃぐちゃにされてながらも無言の犬 賢すぎ

1つだけ頂いたコメントの中でとても嬉しかったものを引用させていただきます。

「私自身が自信を持って接することができているっていうのは、とても大きい気がしています。」

これがずっと創りたかった犬と人間の絆の第一歩。また、改めて訪問できる事楽しみにしています。

気になる3頭の犬達 ~イギリスでさえ良くない絆も数多い~ [Dog Behaviouring]

ここ2ヶ月程、火曜日・水曜日とドッグトレーニングのビギナークラスに毎週参加して来ました。

ジェニーのおばさんの犬、デイジーなどとトレーニング参加した事も良い思い出ですが、今週がビギナークラスを受けている彼らにとって最終週となっていました。

来週からはアジリティコースの始まりです。それもとても楽しみでもあります。

今朝、訪問してみるとビギナークラスの卒業日なのに、どうしても気になる3頭がいました。彼らは10週前後に渡るトレーニング教室に通いましたが、僕からみてまだまだ課題の残る終わり方だったと思います。

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60前後のおばさんと通っていたSummy 黒のラブラドール

まずは一頭目、黒ラブのSummyです。黒ラブはトニーの犬を始めとして、多くのガンドッグワークで拝見してきましたが、その能力はずば抜けたものを持っています。コントロールが出来た時、絆が上手く繋がった時、他の血統では出し辛い素晴らしいコンビネーションを持つことが可能です。

ところがこのSummy、それとは対照的な雄の2歳でしたおばさんはリードを引き回される。彼はそれを気にしていない。彼自身、犬よりも人に対する関心が高く、人が前を通ると触ってもらいたくて仕方ない様子でした。

いつも見ている完成した黒ラブに対して、あまりに反対過ぎてびっくりしました。日本ではこの形が一般的なのかもと考えるとぞーっと…してしまいかねません。

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二人がかりでトレーニングに参加する シェパードのVera

二頭目はジャーマン・シェパードのVeraです。彼女はまだ9ヶ月と若いですが、所謂「吠え癖」が未だに止まらず他の犬を診るたびに吠え続けています

原因は恐怖といった所でしょうか。外の物音、犬の動きに対してかなり過敏に反応し、遠ざけようとして吠えるというパターンの様に見受けられました。この様になると、いくら飼い主が制御できようとも、多くの人・他の犬達が近寄りたがらなくなるので、犬を飼う側・また飼われている犬の立場としてみても辛い現実が待ち受けます

万が一、捨てられてセンターにでも預けられる事になれば、かなり危ないポジションにいる犬だと直感的に感じました。こういった事例を多く診てきたし、それを変化させるには相当な努力が必要だと自分自身実感しているからです

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飼い主との信頼関係がなく好き勝手動くコリー犬 Lizzie

3頭目は、ボーダーコリーのLizzieです。コリー犬は牧羊犬として良く知られていますが、その為や配合の問題から頭に障害を持って生まれる事も多いようです。ただ、彼ら自信の能力は素晴らしく高く、Heelworkや飼い主と一緒に行う競技において素晴らしい力を発揮するポテンシャルを持っています。仕事をする名残や血統による特性が今も根強く彼らの中に流れているのです。

一言でいうとLizzieは飼い主との信頼関係がありません。これはトレーニングの現場を見ると一目瞭然です。

余所見をして、全く集中していない仕方ないから聞いてやるという感じトレーニングを明らかに楽しんでいない様子が見えてきます。

トニーも楽しむように、何度も何度もデモンストレーションをしますが彼らがLizzieが出来ない事を楽しんでいる様子で進歩がありません怒られるのが好きなのかなと思う飼い主達でした。

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晴れた日のトレーニングは気持ちが良いです

最後の一例は多少そうですが、何よりの問題はトレーニングに通っている彼らの様子を見る限り、それ程駄目犬にしている飼い主達ではないように思えたのです

少なくともトレーニングには集中しているし、改善したいという気持ちを持ってはいる。但し、恐らくトレーニングが行われていない彼らの家の中、また彼らが愛犬達と過ごす時間の使い方に大きな問題があると考えられるのです

どうしても気になって、シェパードのオーナーと話をしました。遺伝的な障害かもしれませんが、彼らがVeraを諦めることはない様子でした。但し、その問題の深さについての認知は浅いように感じました自分達の犬がどれ程、他人や他の犬達に迷惑をかけてしまう可能性があるかという発想に関しては、ほぼ持ち合わせていないように感じられたのです。

犬をアクセサリーの様に可愛がってもよし。また番犬にしてもよし。但し、これからの犬達は多くの機会で都会に住まねばならず、そしてそういった人々が交錯する人間社会の中でペットとして生きていくことを余儀なくされているのです。

そういった時代に対応するには、やはり人間(飼い主)自身が「犬」「ペット」という物を、どれ程理解するかが大きなキーになると思います。その手助けを始めていくつもりです。

犬の散歩中に行う事 ~イギリスの芝生の上で~ [Dog Behaviouring]

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今日はこの犬を散歩に連れ出しました。スタフォードシャーテリアのクロス(雑種)です

とても小さくて軽いから犬舎の中で、ピョンピョン跳ねていました。「早く出せ!早く出せ!」という感じ。

ブルークロスの犬は必ず1日1回は散歩に行けます。忙しいスタッフのカバーを、散歩担当のボランティアさんが行うことによって、バーフォードのセンターでは3回ないし4回、一日で散歩出来るようになっています

大抵の犬は犬舎から外の芝生に出るまで、「もう何が何でも外に出たい」という様子なので、僕はまず彼らを外に連れ出してから落ち着いた状態で行動の観察を始めることにしています

1日1頭と限らず、不定期に様々な犬種・雄雌・年齢・問題を抱えた犬達が、古株の犬が出ては新しい犬が入ってくるので飽きる事がありません。その分、こういった愛護センターには問題のエキスパートが必要になってくるという訳です。

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犬舎から歩いて5分ほどすると、裏手に大きなパドック(牧場の様なもの)という日本の町の公園くらいの芝生エリアが5個程度広がっていて、その中の1つに連れて行きます。

大概、遊び好きの犬はその中に入るとトラッキング(臭いを嗅ぎまわる)か、おもちゃを見つけてきては「遊べ」と交渉してきます

最近、面白いと思うことはそういった場所に行くと犬が勝手に動き回るんですが、反対方向に歩くと多くの犬が引き戻してくるという事です。犬達も散歩に一緒に行った人間というのは多少気にしていて、彼らの名前を呼んだりおもちゃをぶんぶん振り回したりするとすっかり戻ってくる犬が多いようです。(無視して自分のことばっかりしてる犬もいる

そうすると、この犬は他人・もしくは人間という生き物に対してどういう感情を抱いているかがわかるようになります。


例えば…
・人間の形をしたおやつが出てくる駄菓子マシーン
・人間の形をしたおもちゃを投げてくれるバッティングセンターマシーン
・叱りつけてくるばっかりの嫌な物体

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か、飼い主(人)です。ここの違いは非常に大きいんです。

その為、愛護センターには各家庭環境から色んな犬が運ばれてきますが、そういった犬達の人間に対しての目線・考え方というものを観るのは非常に勉強になります

幸い、今日のこの犬はどうやら人間という生き物が好きらしく名前を読んだら直ぐに戻ってくる様な犬でした。それでも、飼い主ではないので他の刺激物(犬・鳥・風・臭・虫)には負けてしまうのです。そういった刺激物と対抗した飼い主との絆のどちらが強いかというのが、簡単にコントロールできるか否かという問題の多くを占めます。

ビヘイビアリング(行動観察)からのアプローチは面倒で時間が掛かるかもしれませんが、やはりペットとして自分の犬を飼う家庭にとっては完璧に近い犬への接し方だと思います。

「自分の犬が自分の事をどう考えているか」を考えるだけでも、大きな違いがあるのです。
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