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原産国で、その土地の犬と暮らす。 [Dog Breeding]

イギリスに友人でもあるマシューというドッグブリーダーがいます。

彼はダービーよりもっと北にある街で「Japanese Akita Inu」(秋田犬)をブリードしているイギリス人です。

一度訪問した際には本当に熱く秋田犬の事について色々語ってくれて、そのこだわりや「犬の血統」というものへの愛をとても感じました。

ふと、「拓哉は何故イギリスに来たの?」と聞かれた時の事を思い出します。

「僕は生まれてまもなくゴールデンレトリーバーと生活していたから。彼らの原産国であるイギリスとそこに暮らしているレトリーバーと関わる人達を見たかったんだ。」


日本犬と暮らすイギリス人達は、日本人である僕や日本にいる日本犬に興味津津です。

どのように暮らしているのか、また暮らしてきたのか。

どんなこだわりで持って、今この形この性格なのか。

そういった事を僕もイギリスのゴールデンレトリーバーの関係者に聞きたかったし、気持ちは一緒なんだぁと思いました。

DSCN4899.JPG

写真の犬は日本の山梨県に住む柴犬です。

時に雪が降るこの場所で、柴犬は寒さにふるえる事もなく

「犬はよろこび庭かけまわり」

の歌詞と同じ様に走り出す。

あぁ、これがずっと昔から一緒なのだろうなと。

それが日本の昔っからの犬との生活のあり方なのだったのだろうなと気付かされるのです。


「忠実」という言葉が似合う柴犬には、そんな犬が魅力的に感じる我々日本人の先代がそこに居たのだろうなと。

改めて、自分自身の日本人らしさやライフスタイルを考えさせられた次第。


皆様はどんな犬と一緒に暮らしていて、今どのように暮らされているでしょうか?
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