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犬を捨てた方が捕まりました (昨日の続き) [Dog News]

昨日(今日だったかな?)ブログに書かせていただいた毎日jpのニュースで引き続き

葬祭業の元町議を逮捕 不法投棄容疑で埼玉県警

の記事が、早速内容を確認してみました。

毎日jp記事引用

埼玉県飯能市の山中に犬や猫など約100匹の死骸(しがい)が捨てられていた事件で、県警は7日、同県三芳町藤久保の元同町議で動物葬祭業、阿部忍容疑者(71)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。阿部容疑者は「悪いと思いながらやってしまった」と容疑を認めているという。  逮捕容疑は、3月26~31日、同県飯能市坂元二ノ渡戸の山中に、犬1匹を捨てたとしている。


文章内でも強調のマークを使っていますが、一番大切なことは「悪いと思いながらやってしまった」事の要因は何かという事だと思います。

それが犬業界の裏の姿の一部だからです。

これだけでは解らないので、時事通信社の記事も引用します。

 同課によると、阿部容疑者は飼い主から引き取ったペットの火葬を別の業者に依頼することにしていたが、「火葬料金を浮かせたかった。悪いと思いながら投棄してしまった」と供述、容疑を認めているという。同容疑者は1983~99年の3期にわたり三芳町議を務めていた。


逮捕容疑は犬1匹を山に捨てた事による「廃棄物処理法違反」。家電を山に捨てるのと同じ。

恐らく、捨てられていた痕跡が大量である事とそれが犬や猫などのペットだったことから、このように大きく取り上げられるニュースになったのでしょう。

記事だけを参照すると疑問だらけです。

何故、元町議が動物葬祭業を営む流れになったのか。
何故、動物葬祭業者自体が別の業者に火葬を依頼するのか。
その流れは、飼い主だった人達に知らされているのか。
そうだとすれば、その上でその飼い主達はこの動物葬祭業者に依頼していたのか。

などなど。

動物だとはいえ、遺体があっちゃこっちゃ運ばれたら嫌だと思いませんか。
出来れば、その場所で供養してもらいたいと思うのが普通だと思いますが

映画「おくりびと」でも、(その場合は勿論人ですが)この業界のイメージが基本的に良くない事はご存知の通り。
それでも、悪徳なブリーダーがいるから全うなブリーダーも被害を受けてしまう世の中
全うなペットの葬祭業者の方達が、現在どれほどの苦労や被害を受けているかを想像するのは容易いです

ペット産業が発展し、法律の改正がどんどん見直されてくるようになれば、一般的な道徳に近い状態の法規制が整う事になるのではないでしょうか。もちろん、そう簡単なものではない事は承知しています。

そのレベルが高いのがイギリスであるといえるかもしれません。それでも問題はおきる。

「道徳」などと言えるのは、経済的にも環境的にも豊かな国・人だけなのかも知れません。
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