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Blue Crossでの仕事 ~ 犬の伝道師 3~ [Blue Cross]

さて、「犬の伝道師シリーズ」最後は今週の月曜日に、地元関西から来てくれた2グループです。

午前と午後に別れて、1日がかりの大仕事でした。

今回は、学生達がくれた質問に対して回答してみたいと思います。

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恒例の記念撮影

大体、どれくらい犬舎で預かるのですか?」

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犬舎を回った後に、買物する様子

→基本は、30日程度で新しい飼い主を探し出します。短ければ2週間、長ければ半年など。

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Robbiの説明を聞きながら

「ここには、大型犬が多い気がしますが、イギリスではそういった犬が人気ですか?」

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犬舎を回っている様子

→イギリスは小型から大型まで人気です。ところが、捨てられる犬は大型犬が多いのが現状です。しっかりと人間や他の犬に馴染めなかった大型犬の世話は大変だからでしょう。そういった犬達を積極的に引き取っているのが、ここBromsgroveです。犬の大きさに問わず、命を救っています。

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犬舎のキッチンで質疑応答をする様子

さっ処分の現状について教えてください」

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学生さんの質問に答える様子

→リホームを目的にする動物愛護団体がさっ処分をしていいのか。非常に難しい質問でもあり、簡単に答えを出せる事でもありません。ただ、日本の保健所の様に何日で、その日が来た犬は全部さっ処分するという状態は絶対にしてはいけないというのが、イギリス人の犬に対する考え方です。そういった犬を救う為に、どうしても難しい場合は考慮に考慮を重ねて眠らせてあげるというのがイギリスの愛護団体の結論のようです。

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バスで皆さんが帰っていく様子

一番嬉しかったのは、午後の部で個別に質問してくれた子が何人かいた事
その一歩と勇気で結果が変わりますよね。

本当はもっと時間とって、お話したかったですね。

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男性陣とRobbiと僕

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女性陣とRobbiと僕

大阪から来られた皆さんへ

自分の行動や考え方1つで、世界はかなり変わってきます。
日本では実感しにくかったですが、イギリスでは特にそう感じます。

今回の訪問を「何かのきっかけにして頂ければ」と思います。

また、どこかでお逢いしましょう!

下村 拓哉

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Robbiと施設長のNeilと3人で
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