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パリに住む人々とその犬達の生活

先日、お陰様で家族とパリに行ってきました。

飛行機が遅れる、お金をぼったくられそうになる等、色々とフランスらしい経験もさせて頂きましたが、それ以上に1日目に到着した時に優しくしてくれたアメリカ人の叔父様2日目のパリの天候の素敵さ(個人的にはカフェオレみたいだと感じましたが…どうやら違うらしい)。イギリスやロンドンでさえ新鮮じゃなくなってきている最近の僕にとって、フランスのパリという場所に行って、久々に言葉の通じない国の人たちと触れ合う事で、日々が冒険でエキサイティングなバックパッカー旅時代を思い出したものです。

パリに行って期待していた事は、実は観光というより「どれだけ犬が人々と楽しそうに暮しているか?」を知る事。という、変な家族と僕。

方々でパリジャンと犬の生活というのは「素晴らしい」「素敵だ」などと騒がれていたり、公園に行ったら犬の糞だらけだとかいう話も聞いてましたが、これも実際自分の足で行ってみて目で見てみないと納得しないと意気込んでいたのです。

ところが、予想は大きく外れ中々街中で犬を見かける事がない。これならイギリスの方がよっぽど、犬と一緒に暮しているしと思っていた矢先、当日の天気がカンカン照りだった事に気付きます。T-Shirt一枚でも汗がだらだら出てくるような天候の中、さすがに犬を散歩している人はいませんでした。

そんな中、日が暮れた夕方以降、そして天候が曇天だった2日目以降に撮ったショットを今日はブログに添付してみました。たくさんではないにしろ、色々と気づく事が出来るパリに住む人々とその犬達の生活。非常に興味深いです。

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伝統的な建物の前で犬と散歩するパリ人

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天井のステンドグラスが素敵なギャラリー・ラファイエットにて犬を抱えショッピングを楽しむ

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パリらしいオープンカフェ その前を通る犬とおじさん 男女共に中年でも素敵なのがパリ

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盲導犬か何かの訓練だろうか 制服をきた男性と歩く犬

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エッフェル塔とモンマルトルを結ぶRERの中で犬を愛する家族と一人っ子 昔を思い出す

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サクレクールの雑踏の中でも飼い主の陰に隠れしっかりとしているブルテリア

パリから無事帰国し、英語が通じるロンドンに着くとほっと一息また、この土地で気持ち入れ替えて頑張ろうと思えた良い旅行になりました

ずっと一緒に居てくれた家族とそんな旅行に花を添えてくれた犬達に感謝

「Merci Beaucoup」
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さきんこ

パソコンからミクシィするの久しぶりやしようやく書き込みできた!!
パリないいなぁ~(●^o^●)
めっちゃナツカシイ!!
ノートルダムの塔登った??
サキはルーブル美術館で「ナポレオンの戴冠式」のジグゾーパズルをお土産にかいました★
by さきんこ (2010-07-27 11:14) 

あつ

私は、イギリスでも、パリでも、言葉は通じひんで!!
関西弁しか喋れへん・・・
しもたく相変わらずすごいっすね。

前におばちゃんが風来坊と言ってたけど、そうやって会いに行ったりしてはるのみると、心配してはるんやなって実感するな☆☆

心配かけんように頑張れ!!!!


by あつ (2010-07-27 17:21) 

takuyashimomura

さきんこさん

こんにちは。コメント有難う御座います!ノートルダムの塔って行ったかな…。もしかしたら見逃しているかも(そんな旅行ばっかりしてます)

いずれにしてもとても楽しかったし、犬も居たので良かったです。また、次のブログに詳しく書きます!
by takuyashimomura (2010-07-27 18:47) 

takuyashimomura

あつさん

いつもコメント有難う御座います!「風来坊」かぁ、確かにその通りですね。イギリスやフランスに行くことは、彼女の夢でもあったのでそれを実現できて少しはサポートできたのは良かったですね。英語も海外で作ってきたネットワークも役に立ったようです。

心配かけんように頑張ります。応援有難う。
by takuyashimomura (2010-07-27 18:49) 

makitintin

先日のコメントにお返事ありがとうございました。
ペットとしてしか見れない飼い主さんと接すると悲しくなります。
第三者がどう感じても、本人がなんとも思わないのであれば仕方がないのかなーって。
でも、我慢できずに口出ししてしまうかもしれないです。
とても参考になりました。
また、なにかあれば伺うかもしれません~ずうずうしく^m^
ありがとうございました。
by makitintin (2010-07-27 23:30) 

takuyashimomura

makitintinさん

コメント有難う御座います!実際見てみないと複雑すぎて解りませんが、犬を接して誰かが何かを感じているのは事実です。

「あ、この飼い主みたいになりたくないなぁ」と思った事は、もしかしたら自分自身が誰かに対して行っている事なのかもしれません。他人を変えるのは非常に難しい、でもその他人からでも常に学ぶ事はあると思います。

犬から多くを学んでいるように、他の飼い主から多くを学ぶという事も1つの解決法かもしれませんね。

また、宜しくお願い致します。
by takuyashimomura (2010-07-28 00:24) 

ボーダーママ

おかえりなさい。
パリはやっぱり愛犬家が多いのですね。
一時、パリの道は排泄だらけで汚い、という
噂を聞いたことがありますが、
今はきれいなんでしょうか?

実は私とシリウスは、先週の火曜日、
普通の子供の遊ぶ公園(いつも散歩に行く公園)で、いきなり、ピットブルに襲われ、
シリウスがクビを咬まれ、血だらけの負傷となる事件にまきこまれました。

相手の飼い主は6匹のリコールすらできないピットブルを、たった一人で公園に連れ出しており、リードを公園の柵につないで放置。
そのうちの一匹のリードがはずれ、シリウスに襲ってきました。
公園に入って間もなく起こった事件です。

現在、シリウスは獣医に通院中で、全てのクラスはもちろん欠席中。
私も転倒し、体を強く打ち、腕をすりむきました。

飼い主はあやまりもせず、「俺の犬は咬んでない」と、ビックリ発言して、転んだ私と、逃げ出して行方不明となったシリウスを笑いました。

やっと書かせた電話番号と名前は偽物。
幸い私がナンバープレートを覚えていたので、
警察に通報しましたが、警察はレポートをあげるぐらいしかできない、と私とシリウスの傷の具合すら確認しない・・・

もう2度と、このエリアで散歩には連れて行きません。

センターのトレーナーさん達が心配してメールをそれぞれくださり、どなたも、

散歩には連れ出さない、
ドッグランには絶対行かない、

ということを教えてくれました。

以前から、ウチのエリアでは犬の散歩する人の姿が少ない、と言って愚痴っていましたが、
その意味がわかりました。


危険なのです。
無責任な飼い主が多すぎるため、愛犬の無事を確保する意味で、犬を良く知る人達は散歩に連れ出さない、ということがわかりました。


長くなるので、(すでに長いですが)事件の詳細は、ブログに書いてありますので、気になるようでしたら、そちらで確認下さい。

シリウスの精神的ダメージ、
私の精神的ダメージ、
今後、シリウスの行動に変化が起きなければいいのですが・・・


私もイギリスに住みたいです。
by ボーダーママ (2010-07-28 08:24) 

takuyashimomura

ボーダーママさん

コメント有難う御座います。そして、ショッキングなニュース。何も出来ませんがシリウスの回復お祈り申し上げます。

イギリスでも日本でもアメリカでも、全く同じような問題が起こっている。犬という動物は素晴らしいのだけれど、その飼い方次第でどういう結果になるかという事が顕著に現れていると思います。

「人間」という動物の中でも様々なタイプがある。ましてや、犬は飼い主を選べない上にその人間に近づいてしまう傾向にある。

かつて身内がこう口にしていた事があります。「彼は私の元に来て幸せだっただろうか?」と、ふと愛犬に漏らしていました。僕はその言葉を一生忘れないし、ペット・動物と暮らしたいと思う人にとっての根本だと思うのです。

起きてしまった事は仕方がないといっては、元も子もありませんが是非現在と未来を見てシリウスのケアをしてあげて下さい。

まずは、ボーダーママさんがそのショックと向き合い、シリウスと共にまた楽しく暮せる日々を強く望む事が今後に繋がるのだと思います。

コメント有難う御座いました。
by takuyashimomura (2010-07-28 20:52) 

弟子えもん

いつも楽しく拝見し、勉強させて頂いております

フランスへの小旅行楽しかったみたいですね。
ハプニングもあったご様子ですが
しもたくさんがついているので
安心ですね。

ウチのアリスは仲良しのJAZZ君やママさんと会えなくて少々ふて腐れ気味ですよ。



by 弟子えもん (2010-07-29 13:24) 

グラッセ

おかえりなさいませ。パリの犬事情楽しみにしておりました♪ 妹がパリに住んでいることはお伝えしましたが、彼女曰く、小さな犬しかあまり見ないよ、なんて言っていたので、どうなのかな、と思ってました。住んでいる地域にも大きくよりますよね。

それと、ボーダーママさんのコメントを拝見して、最近出会ったワンコ飼い主のことを思い出しました。しもたくさんとも一緒に歩いたあの公園でその後、一人の女性とワンコがテリア系の大きなワンコに襲われたそうです。しかも、平日昼間に。女性の顔にはそらく残るであろう傷が数箇所あり、相手の飼い主(女の子?)はそのまま逃げてしまったみたいです。うちのワンコもピットブル系の犬にあわや噛み付かれる!という事態は何度かあったので、かなり気をつけて見ていますが、昼間のあの公園で起こったというのがびっくりでした。ワンコのほうはそれほどトラウマにはなっていないようでしたが、飼い主は何度かまた足を運び、それらしい犬を見かけたことないか、といろんな人に声をかけていて私たちにも聞いてきた次第です。ちなみに、その女性は自分たちを守るために手に棍棒を持ってました。(襲われた公園に行くのが怖いというより、犯人を見つけたい一心というところがイギリスらしいですね)

日本でもやはり飼い主によるのですね。しかし、6匹を同時に見ながら散歩なんて責任感が全くないですね。シリウスくんとボーダーママさんがトラウマを引きづらずに前向きになってまた普通に散歩ができるようにお祈りしております。私はワンコが噛まれたときに写真がとれるようにいつもカメラを持ち歩いています。実際のそのときに慌てずに撮れるか、そこが疑問ですが(汗)。

しもたくさんのブログに長々書いてしまいごめんなさい。しもたくさんの言われるように、日本でもイギリスでも同じように起こっています。
by グラッセ (2010-07-29 22:22) 

ボーダーママ

グラッセさん、シリウスと私への優しいお言葉ありがとうございます。
私もその後、一人で公園にあの飼い主を探しに戻りました。
「この角に住んでいるから、あんたの犬を探しに行ってやろうか」と言い訳をして、その場を立ち去ろうとしていたので、「結構」と言って、立ち去ることを許さず電話番号を書かせたのです(が、結局偽の番号でした)。

案の定ご近所の人達にきいても、6匹のピットブルを飼っている人はその付近にはいないとのこと。ナンバープレートの照合では、隣町あたりの住人でした。

私も金属バットの購入を考えておりますが、万が一、襲われたとして、相手の犬を殺してシリウスを守った場合、反対に「過剰反応、うちの犬は襲ったりする気はなかった」と相手方に訴訟起こされかねないので、金属バットの購入を躊躇しています。


どこの国でも、同じですね。
無責任な飼い方しかできない人間に飼われた犬達は、ある意味被害者ですね。

私達は、最低限のマナーを守り、愛犬が社会にきちんと馴染めるように、そして、私達飼い主をいっぱい好きになってくれるように、
愛犬達を育てていければいいですよね( *´∀`)

最後になりますが、しもたくさん、
ブログの受賞、おめでとうございます!
by ボーダーママ (2010-07-30 06:03) 

takuyashimomura

弟子えもんさん

こんにちは、コメント有難う御座いました!いつもアリスとJAZZが仲が良いと話をされていて、先日母が訪ねた際にブログを拝読させていただきました。とても面白いです。

小旅行でしたがお互い楽しめました。是非、ご機会があればイギリスまで足を伸ばしてみてください。

今後とも宜しくお願い致します。
by takuyashimomura (2010-08-01 04:04) 

takuyashimomura

グラッセさん

こんにちは、コメント有難う御座いました。その後、犬の調子は如何ですか?

パリは仰るとおり小さな犬がメインだったかも知れません。田舎に行くと様子は変わるかもしれませんが(話によると一部の地域ではシューティングも盛んなようなので)そういった意味では、東京や大阪などの都会と変わらない流行という物があったように思います。

イギリスはブル系がメインターゲットになってますよね。例えばスタフィーは敬遠されがちだったりする。でも、本当は優しくて人好きでとても良い犬なんだけど、やはり一般のイメージと評価というものがある。

全てが全て良い飼い主ではないようです。全てが全て良い人間でもないように。ただ、犬好きは、犬を飼っている人は何処か心優しい部分があるのではないか、と僕は信じてやみません。

甘い考え方かも知れませんが、イギリスで見てきた家庭犬の素晴らしさはどの世界にもひけを取らないものがあると思いますね。是非、もう少し研究続けたいと思いますので応援宜しくお願い致します。
by takuyashimomura (2010-08-01 04:10) 

takuyashimomura

ボーダーママさん

こんにちは、いつもコメント有難う御座います。

ボーダーママさんのコメントを拝見し、1つ「はっ」と気づかされた事がありました。僕はあまりにも客観的に「犬」という動物を見ているのかも知れません。ありがちな、犬をチャン付けや君付けで呼ぶ事も基本的にはありませんし、犬を見ても触らないから知人からは「本当に犬、好きなの?」と言われる始末です。

勿論、これらは犬と深く関わるようになったから、そういった行動を取るようになったわけですが、ほとんどの飼い主さんはやはり自分の犬を特別愛されている。息子や娘の様に可愛がっているからこそ、そういったコメントに繋がるのだろうなと実感いたしました。

そうであれば、やはりプロはなるべくしてなれる人で無ければならない。また、プロが強い信念を持ち続ける事で一般的な飼い主・飼い犬の質も向上するのであろうと強く感じました。

シリウスは大変な目にあってしまったかも知れません。それでも、目一杯愛されているだけでも幸せな犬なのかも知れませんね。

犬と優しく楽しく生きる事は面倒で一見遠回りかもしれませんが、確実にそういったケースがイギリスでは見る事が出来ます。是非、シリウスとそういった生活を送ってみてください。応援しています。
by takuyashimomura (2010-08-01 04:16) 

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