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子犬から学べること [Puppy Training]

日本に帰国してから、ペットショップで少しお手伝いをする機会がありました。

日本とイギリスのパピーの扱われ方、そこにはかなりの違いがあり正直その差にびっくりしました。

ブリーダーから犬を直接引き取るという事がスタンダードであるイギリス。
対して、ペットショップから流通されてきた子犬を買うという事が当たり前の日本。

育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めないないなんて歌がありますが
まさにその通りで、子犬の頃の環境はかなり大切だとされていて
日本でも「社会化」という言葉が、関東を中心として
犬の飼い主達のキーワードとなりつつあります。

そんな中、日本の子犬から沢山のことを学ぶ事があるんだなと気付きました。

イギリスの子犬は(僕が知っているブリーダー達は)のびのび育てられているから
大人しくおっとりした犬がメインな気がします。

野性味を持った犬達が生まれるのも事実ですが
小さい頃から他の犬達や、沢山の人達に囲まれながら
アットホームに育ってきた彼らは性格も穏やかになるのでしょう。

対して、日本のペットショップにいる犬達は
全てではないにしろ、日本という社会環境にある程度慣れているように感じられます。

ケースに入れられて、トイレのトレーニングを幼いころから徹底されている子犬達は
まさに日本のエリート教育という感じでしょうか。
その代わりストレスを持つ子犬も少なくないので
買われてからの環境で、大きく成犬になった時に変化が出ると予測されます。

DSCN6325.JPG

飼育環境や育てられた環境が違っていても
子犬がうったえかけている事は実は世界共通で

「飼い主・人からの愛情が欲しい」

という、一心に見えるのです。

つぶらな瞳で、必死に何かを伝えようとしている。
それはただ純粋に真っ直ぐに

「愛が欲しい」

という信号に見えます。


犬と一緒に暮らす者として
それだけは忘れてはならない一番大切な事。

そういうものが犬という自然物の中でも
子犬の時だからこそ見えてくるものだと
僕は思うのです。
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