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失ってはじめて気付く家族という大切なもの

久しぶりに一週間まるまるのお休みを頂きました。

気付けばこんなことって日本人だと中々ないですよね。小学校中学年くらいからですかね、休みの日も塾に行ったり、中学校を過ぎればクラブ活動で、大学に入ると旅行行ったりバイトしたり。社会人になったら一週間休みが取れる方が稀みたいな(そんな企業ばかりではないでしょうけれど)それが当たり前な雰囲気ですよね。

というわけで、一週間の休みをとっても今回は何もせずぼーっとしてみました。家で本を読んだり、ぷらっと散歩に出かけたり、ドラマ見たり、料理作ったりと主夫のような生活をしてみました。この生活に犬が+されてて、しかも生活が保障されてたりなんかしたら、あー結構幸せかも。なーんて思ったりしました。

他愛のない事をshare出来るのは、ものすごい幸せなことなんだろうなと。だからこその不満みたいなものも良く解るんですが、それでは心のやすらぎなんてものはずーっと来ないわけで。やっぱり自然感じたり、犬がそこにいてただイビキをかいて寝ていたりという当たり前が結構幸せなはずです。

そんなことに感謝したいなと思い、つい先ほど家族に手紙を書きました。文字が読める人間同士の会話は楽ですね。普段言えない様な事は手紙にしたためてしまえばいい。だからこそ面倒くさい関係なのかもしれませんが、そうやって不器用でも感謝の気持ちを伝える事にしました。居なくなってからでは遅いので、なんとなく「心の余裕がある今のうち!!」というように感じたからです。


犬という動物は、犬種や性格にもよるんでしょうけれど、結構な割合で「そこにいるのが当たり前」という存在になりがちです。基本的に主人が動くとついてくるわけで、なおかつ居なくなると不安になったりしてくれる愛くるしい動物です。

だからこそ、人間にとって(飼い主にとって)犬が居なくなった時の衝撃は大きい。それはもう、もしかしたら家族の誰よりも大切にしてたかも知れない存在が、しかもそこにいて当たり前の存在が急に居なくなるわけで。そういう時のショックは何物にも代えがたい。

「万物は変化し続けるもの」なんて悟りがあれば別ですが、ずーっと当たり前で普通に生活してればしてるほど、居なくなると困ってしまう。それが家族ってもんです。もしかしたら、居なくなった時に初めて、「あ、家族だったんだ」って気付くのかもしれない。


しかも、小さいころから犬と生活してきている人にとっては

朝起きて「おはよう!」って寝ぼけながら言って、毎日散歩行って、ご飯あげて、学校や会社行く時にバイバイして、帰ってきたら「ただいま!」って声かけて、また散歩行って、ご飯あげて、夜ゆっくりして眠たくなったら「おやすみ!」って声かけて

というのを、一週間も一カ月も一年も。ラッキーな人は10年も20年も、犬とそんな生活し続けているわけです。

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こういう存在が失くなった時、人はどうやって立ち直るんでしょう。色んな方法あると思うんですが、僕は「感謝」をお薦めします。普段から出来ていればベストなんですけど、完璧な人間じゃないからそんな自分の周りを何時もうろうろしているアイツの事なんて、毎日感謝するほど暇じゃないです。でも感謝が一番。失ったらきっとそう思うはずなので、経験者として一緒にいる今このタイミングから感謝することをお薦めします。

人間なら、みなさん手紙でも書くんでしょうか。それとも高級ディナーかな。いやいや、ダイヤモンドだったりして。手作り料理かな。マッサージでしょうか。

相手の好きなこと、好きなもの、幸せだなと感じてくれること。それを探して選ぶことも、そしてそういう事をしようとして、実際に行動に移しちゃうことも感謝の一歩だと思います。

言葉の話せない犬にはどうやって感謝の気持ちを伝えましょう。僕はジャーキーや誕生日ケーキじゃないと思うなー。犬にとって幸せなこと、それはただそばにいることだったりするかも。

そんなのいつもやってます。という人は、感謝の気持ちを持って一日過してみると良いのかも。純粋に「お前がいてくれて本当幸せ」って想いながら、うっかり口に出しちゃうくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。

言葉が話せない分、そういう気持ちや心を理解するセンサーは、人間の何十倍も強い動物だと思います。感謝感謝日々感謝。今日も一緒にいてくれてありがとう。
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