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ロンドンと 犬とキツネと 図書館と [イギリス人の犬との暮らし方]

語呂合わせになってしまいました。それでも、この通りでした。

先週末もロンドンで素敵な時間を過ごせました。そして、いつもどおり犬と。そんなこんなでキツネにも出逢い。

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ロンドンの街角 ワインショップにて匂いを嗅ぎ続けるテリアの後ろ姿

田舎でのガンドッグワーキングや、ブリーダー訪問
広大な土地でのドッグトレーニングや、センターでのパピートレーニング

専門的な分野はイギリスの奥地でも、かなり深く多く行われています

ところがペットを学ぼうとすると、ロンドンやオックスフォードで犬を診るほうが参考になる事が多い
それは、人の生活がより主体的(日本風)であって、彼らはあくまでペットな点だからなのだと思います。

田舎の人の考え方は犬は犬ですが、愛情や自然への投資の仕方が日本では中々真似できるものではありません。だからこそ、参考になる事も一杯あるのですが…。

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バタシードッグズアンドキャッツホームの近辺にあるテムズ川沿いの景色

そういえば、この夜ロンドンで会合をした時に同世代の女性から言われました

「下村さんのお仕事とか、されてらっしゃる事って一体どんな事なんですか?」と。

あれでもないこれでもないと話をしていると、この様に仰って頂きました。

「それって、犬の精神科医とかですか?」

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そこにいたキツネ 日本人だけじゃなく、現地の人も珍しく思ったのか足を止めていました

なるほど。Dog Behaviouristと言われても良く解らない。行動学者という言い方も出来るけど、それではパーフェクトではない。精神科医だとイメージが近いかもしれません。ドクタードリトルはもっと近いイメージだと思います。

でも、本当は犬じゃなくて人の精神科医なのだと思います。Dog Behaviouristのaimは、勿論犬達の幸せを願う事ですが、それには人間(つまり飼い主)の協力が欠かせない結局は人を動かす仕事であり、人を動かせる人間でしか本物にはなれないと思うのです

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訪問したケネルクラブの図書館

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日本のケネルクラブが発行しているものも棚に並べられている

ロンドンに行ったついでに、ケネルクラブに立ち寄りました。グリーンパークという広大な公園の北にポツンとあります。
いつも受け付けのお兄さんが愛想良くしてくれるのでとても嬉しい。図書館の担当女性も色々とした質問に対して調べてくれて、久しぶりに英国での所謂良い方のサービスを受けた気がしました。

写真の通り、一年間本を読むだけに通っても面白い量の本が並べられてます。全部犬の本です、勿論ですが。中にはプレミア物の本もありそうでした。英国は犬文化に力入れてるなぁと率直に思ったものです

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自分の住む町を眺めるレトリバー 何もせず外を眺めているという素晴らしさ

人通り、車どおりの多い街中で、犬が吠えずに悠然としている。昨日行った地元のパブでは、看板犬が居て客に愛想を振りまいている。(でも、絶対悪さとかはしない。客も別段構わない。というのがイギリス流)

素敵な日常に犬が居て当たり前。そういう文化を創れないかなぁと今日も模索中です。

人を動かす仕事であり、人を動かせる人間でなければ勤まらない事。その使命の重さと、犬に携わる事でそれに近づいている自分の境遇に今日も感謝です。
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コメント 4

atsu

えっ、
ロンドンの街中に
きつねがいるん??

すげぇ!!!!!

景色もいいなぁ☆☆

もっと動物と景色の写真を
リクエスト(*^_^*)

by atsu (2010-06-29 16:03) 

takuyashimomura

atsuさん

コメント有難う御座います。そうです、どこでも動物がいるのがこの国です。

公園に鹿。公園にうさぎ。公園にキツネ。公園にリス。

そして、その公園から溢れ出て街中に動物…。

僕にとっては理想の国なのかも知れませんね。
by takuyashimomura (2010-06-29 16:19) 

こんちゃん

夜景は綺麗
by こんちゃん (2010-06-29 23:21) 

takuyashimomura

こんちゃんさん

コメント有難う御座います。ロンドンの夜景は特に綺麗ですね!こんな所にキツネが居る所が、イギリスが好きな1つの理由です。
by takuyashimomura (2010-06-30 00:55) 

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