犬・猫などのペットからの感染症について [Dog News]
皆様、こんにちは。
先週は水曜日からYorkにてドッグトレーナーとまいてぃさんに逢う事ができ、レッスンのセッションに加え、「トレーナー・ブリーダー・ボーディングケネルといった犬のプロフェッショナルが、どういった生活をしているのか?」という事を良く理解できました。改めて御礼申し上げると共に、後日内容をブログにて報告させていただきます。
金曜日にはモーターレースが大好きな僕は人生初のSilverstone Circuitへ。生憎の天気でしたが、休日をしっかり満喫する事が出来ました。その後は、ロンドンに移動しジャック・ラッセルのトロ。その翌日には、パグのウメに逢う事が出来て、どこにいっても「犬」に癒される毎日です。
【フェラーリ犬 ロンドンにて (個人的にチワワなどの小型ではなく、ラブラドールを乗せる飼い主に感動)】
漸く昨日、チッピングノートンの田舎に戻ってきた時には体がすっかり疲れてしまい、Longest Dayだった昨日は(日中の時間が一年で一番長い?)日がガンガンに射している部屋ながら10時頃には寝てしまいました。また今日からブログ更新頑張ります。
さて、今回のタイトル「犬・猫などのペット感染症」について、毎日.jpでの記事を紹介して頂きましたので此処に転載いたします。
以下、毎日.jpの記事引用。
引用終わり。
【イギリスのとある駅にて犬と人との素敵な写真 これ位の触れ合いは、犬と飼い主にとって必要なもの】
丁度、口蹄疫のニュースについて日本の友人が記事を書いていました。この様な内容での報告になれば、犬にキスをするなどと言う事は今後、日本では「常識知らず」という扱いを受けるかもしれません。
僕自身、周りの環境や情報には非常に影響されやすい性格ではありますが、日本人に与えるニュース・マスコミなどの報告からの影響力は多大なものがあります。
危惧するのは、こういった報告があったから、より犬や猫に対しての規制が厳しくなるのではと言う事。また「発症例は噛まれたり、引っかかれた事が主な要因」という部分にも拘らず、日本でのトレーニングや育て方については言及されていない所。(この記事内容とは関係ないので致し方ありませんが、発想がそこまで届いてない様子)
人間があくまで気をつけるという姿勢。一般的で健康なペットが持つ常在菌であるのであれば、噛まなくてひっかかない犬にすれば良いのではないか、と思うのですが残念ながらそういう発想は此処では出てきません。
「ペットと過度なふれあいは控え…」なんて書いてしまうと、一切ペットの世話をしない放置飼い主が増えるのではないか何て(過剰に)想像してしまいますが如何でしょうか。
【トレーニング後の茶話会でもしっかり待つ犬達 こういうトレーニングは、ペットにとって非常に大切です】
重要なのはこういう症例があると言う事を犬に関わる全ての人が認識し、人間社会で生きるペット達の責任を飼い主達がしっかり持つことだと思います。
愛犬と共に楽しく、また愛犬との絆も強めてくれるトレーニングや遊びという概念が日本に広まってくれる事を切に願います。
また、こういったニュースがあったからと過度に反応せず、生き物である犬という動物と共に楽しく生活するイメージを全ての飼い主に持って頂きたいなと思いました。あくまで、飼い主を見て犬は成長し学び育っていて、彼らがもっとも影響されるのは飼い主からだということを覚えておけば、犬を取り巻く人間達が過度に反応することが犬にどのような影響を与えるかは解りきった事なのです。
こういった情報に対しての反応が、イギリスではどちらかというとリラックスしていて、かといってだらし過ぎないというのが犬と上手く関係を気付いている肝なんじゃないかなと最近良く思います。国の文化や考え方が、犬という動物に与える影響。これは僕自身、永遠のテーマになりそうです。
先週は水曜日からYorkにてドッグトレーナーとまいてぃさんに逢う事ができ、レッスンのセッションに加え、「トレーナー・ブリーダー・ボーディングケネルといった犬のプロフェッショナルが、どういった生活をしているのか?」という事を良く理解できました。改めて御礼申し上げると共に、後日内容をブログにて報告させていただきます。
金曜日にはモーターレースが大好きな僕は人生初のSilverstone Circuitへ。生憎の天気でしたが、休日をしっかり満喫する事が出来ました。その後は、ロンドンに移動しジャック・ラッセルのトロ。その翌日には、パグのウメに逢う事が出来て、どこにいっても「犬」に癒される毎日です。
【フェラーリ犬 ロンドンにて (個人的にチワワなどの小型ではなく、ラブラドールを乗せる飼い主に感動)】
漸く昨日、チッピングノートンの田舎に戻ってきた時には体がすっかり疲れてしまい、Longest Dayだった昨日は(日中の時間が一年で一番長い?)日がガンガンに射している部屋ながら10時頃には寝てしまいました。また今日からブログ更新頑張ります。
さて、今回のタイトル「犬・猫などのペット感染症」について、毎日.jpでの記事を紹介して頂きましたので此処に転載いたします。
以下、毎日.jpの記事引用。
ペットの犬や猫の口の中にいる細菌「カプノサイトファーガ属菌」が人間に感染し、02年以降だけで6人の死者が出たことが、国立感染症研究所獣医科学部の今岡浩一室長らの調査で分かった。感染して発症する確率は低いものの、発症すれば重症化する恐れがあり、ペットとキスをするなど過度な触れ合いを避けるよう、厚生労働省は全国の自治体や医師会、獣医師会などに文書で詳しい情報を発信した。 今岡室長らは学会報告などの検索で、02~09年に40~90歳代の14人(男9人、女5人)の患者を確認。いずれも重症例で6人が死亡し、14人中11人は全身で細菌感染による炎症が起きる危険な敗血症になっていた。感染原因は、犬にかまれた6例▽猫にひっかかれた4例▽猫にかまれた2例▽不明2例だった。 さらに首都圏の動物愛護センターで犬325匹、猫115匹の口の中を調べると、カプノサイトファーガ属の中で人間が重症化しやすい「カプノサイトファーガ・カニモルサス」という菌を犬74%、猫57%が持っていた。健康な犬、猫が持つ常在菌と見られる。 菌が、かみ傷やかき傷、口の中の傷などから人体に入り感染すると、2~14日の潜伏期間を経て発熱、腹痛、吐き気などを起こす。かまれた場合は傷口を流水でよく洗うことが重要で、抗生物質で治療も可能だ。 海外の研究で感染後の発症率は1000万人に6~7人とごく低いが、発症後の死亡率は12%との報告もある。今岡室長は「有効な治療法があり過剰に恐れることはないが、高齢者や持病のある人は重症化すると危険だ。ペットとの過剰な触れ合いは控え、かまれた後に異常を感じたらすぐに医療機関を受診してほしい」と話している。【奥野敦史】
引用終わり。
【イギリスのとある駅にて犬と人との素敵な写真 これ位の触れ合いは、犬と飼い主にとって必要なもの】
丁度、口蹄疫のニュースについて日本の友人が記事を書いていました。この様な内容での報告になれば、犬にキスをするなどと言う事は今後、日本では「常識知らず」という扱いを受けるかもしれません。
僕自身、周りの環境や情報には非常に影響されやすい性格ではありますが、日本人に与えるニュース・マスコミなどの報告からの影響力は多大なものがあります。
危惧するのは、こういった報告があったから、より犬や猫に対しての規制が厳しくなるのではと言う事。また「発症例は噛まれたり、引っかかれた事が主な要因」という部分にも拘らず、日本でのトレーニングや育て方については言及されていない所。(この記事内容とは関係ないので致し方ありませんが、発想がそこまで届いてない様子)
人間があくまで気をつけるという姿勢。一般的で健康なペットが持つ常在菌であるのであれば、噛まなくてひっかかない犬にすれば良いのではないか、と思うのですが残念ながらそういう発想は此処では出てきません。
「ペットと過度なふれあいは控え…」なんて書いてしまうと、一切ペットの世話をしない放置飼い主が増えるのではないか何て(過剰に)想像してしまいますが如何でしょうか。
【トレーニング後の茶話会でもしっかり待つ犬達 こういうトレーニングは、ペットにとって非常に大切です】
重要なのはこういう症例があると言う事を犬に関わる全ての人が認識し、人間社会で生きるペット達の責任を飼い主達がしっかり持つことだと思います。
愛犬と共に楽しく、また愛犬との絆も強めてくれるトレーニングや遊びという概念が日本に広まってくれる事を切に願います。
また、こういったニュースがあったからと過度に反応せず、生き物である犬という動物と共に楽しく生活するイメージを全ての飼い主に持って頂きたいなと思いました。あくまで、飼い主を見て犬は成長し学び育っていて、彼らがもっとも影響されるのは飼い主からだということを覚えておけば、犬を取り巻く人間達が過度に反応することが犬にどのような影響を与えるかは解りきった事なのです。
こういった情報に対しての反応が、イギリスではどちらかというとリラックスしていて、かといってだらし過ぎないというのが犬と上手く関係を気付いている肝なんじゃないかなと最近良く思います。国の文化や考え方が、犬という動物に与える影響。これは僕自身、永遠のテーマになりそうです。
2010-06-21 18:00
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口蹄疫。
これ、先日yahooニュースの題で
見て、読み方すらわからず(すいません、アホなんです)無視してました( ̄▽ ̄;)
そうか、犬猫から感染する恐ろしいものだったのですね。
うち、猫も犬も、ついでに魚(関係ないですが)いますよ~わはははは( ̄▽ ̄;)
そして、シリウスはベロベロとノンストップでこちらの制御無視で顔やら手やら舐めまくってきます。(子犬の頃、かわいくて喜んでいたら成犬になっても、やめてくれず、後悔中)
じゃあ、私が飼い主放棄をするか?というと、しません。
1週間に一回歯磨きもしてやってるし、咬まないし、(猫もひっかかないし)、そんなこと気にしてたら動物飼えませんもんね。
小さい時から犬と一緒に寝る私に、田舎気質で昔堅気な祖父と叔父叔母(犬は庭で鎖につないで飼う番犬というのが、彼らの犬に対する考え方です)がいつも「犬と一緒に寝てたら子供産むとき障害のある子ができるから、やめなさい」と言い続けていました。
犬の毛が人間の体に害を与える。特に子供を将来産む女性の体には。
一時期怖くて、悩んで怯えましたが(10代だった、あの頃。若かったなぁ。)彼らの忠告は毎回聞き流しました。
そして、今現在持って私は元気です。(子供はいませんが)
先入観て怖いですよね。
確かに、実例としてもそういう犬の毛云々で妊娠に問題が生じる場合があるのかもしれませんが(猫の場合は猫のトイレの砂が妊婦には悪い)、全部が全部ではないと思うんですよね。
小さいながらに、親戚から与えられた恐怖を打破してくれたのは、何を隠そうムツゴロウさんでした。
ムツゴロウさん一家はいつも色んな動物と暮らし、一緒に寝食を共にし、時には一緒にお風呂も入っていた。そして、元気に女性の方々は子供を産んでおられた。
あの番組があって本当によかったです。
そして、今回のこの口蹄疫に関しても、しもたくさんが詳しく解説してくれたおかげで、正しい知識を得ることができました。
ありがとうございます。
日本ではアメリカ産の肉が危険と輸入を禁止されていた時期に渡米した私ですが、渡米するとアメリカ人は普通に肉を食べている。
そして、私も結局食べていた。
そして、今もって元気です。
全部が全部ではないってことですよね。
by NO NAME (2010-06-21 23:59)
すいません・・・今回は名前間違いではなく、名前自身、記入するの忘れました。
上記長文は、私、ボーダーママです。
すみません。
by ボーダーママ (2010-06-22 00:00)
ボーダーママさん
いつもコメント有難う御座います!
但し、訂正です!口蹄疫とこの毎日.jpのニュースは全く関係ありません!
口蹄疫の話題を出したのは、同じ動物関連での感染症の症例に対する日本人の反応を示したかったからです。多くの日本人が、鳥インフルエンザ、それからボーダーママさんの仰っていた通りアメリカ産の肉問題などに過敏に反応し、影響を与えているという事に対する警鐘のつもりでした。
混乱させて申し訳ありませんでした。
今回のニュースは「犬・猫による感染症」の問題についてですので、口蹄疫とは関係が無いと思います。(万が一、あるかもしれませんが)
僕自身、ムツゴロウさんからの影響力は多大なものだと考えています。彼の行動や生活がTVで流れた事。多少事実とは違うように放映されているでしょうが、それでも今までの常識を打破する力を持っていたし、何より動物の素晴らしさを伝えてくれた良い番組だと思っています。
そんな彼の様に、「犬との生活の素晴らしさ」を日本人全体に伝えるにはどうしたら良いか?それが僕の1つの夢なのだと思います。
このブログではそういった「自分の理想の犬生活」を追い求めて、研究し、実際に日本を主に海外での犬生活を始める為の糧としているつもりです。それが多くの方のヒントになればと思っています。
是非、今後とも応援宜しくお願いしますね!
by takuyashimomura (2010-06-22 05:12)
しもたくさん、こんにちわ!
毎日のニュース見て、ビックリしましたよー。確かに、感染症は起こりうるかもしれませんが、日本は少し過剰に反応しすぎのような気がします。
口蹄疫の件は、勿論人体に影響を起こすものだから致し方ないのかな・・・と思いますが、自分の家族であるワンコやニャンコに、距離を置けだなんて、ナンセンスだなぁと。
用はワンコ達と接する人間側に、正しい知識があれば予防出来ることであって、飼い主になる以上は、自ら努力しなきゃいけないのでは?と感じました。
膨大な情報が溢れる昨今、間違った情報に惑わされないようにしなきゃなぁと、このニュースを見て思った次第です。
しもたくさんのブログは、いつも感心させられます。
これからも、ワンコ達の為に、頑張って下さいね!
あ、余談ですが、ウチのBuddy、無駄吠え(…という言い方も、人間的主観で、あまりイイ気持ちはしませんが、あえてそう言わせて下さいませ)が、ピタリと止まりました。
トレーニングコースへ通いだして、色々なワンコ達と会ってる事や、トレーナーさんから教えてもらった対処法が功を奏してるようです。
ただ、吠える事を止められて、ストレスが溜まらない様に気をつけてあげなきゃな…と思います。
by owl (2010-06-22 16:08)
owlさん
こんにちは!コメント有難う御座います!
中々、犬好きには理解しがたい話ですが事実も事実ですので、やはり飼い主自身が正しい知識を持つしかないですよね。+犬を飼う人は、犬が嫌いな人もいることを良く知っておいて、その分愛犬をいつでもコントロールできるようにしておくことも肝要だと思います。
Buddyの吠えが止まって良かったですね!どんな手段やトレーニングかは解りませんが、飼い主さんが困っていた事をSTOP出来た事は第一段階クリアですね。後は、Buddy自身がどう感じていそうかを見てあげたら良いと思います。
トレーニングコースへ通いだした事によって、様々な接触点が出た事が性格を変えているとも言えます。そういった意味では、ただトレーニングのメソッドを教えられるだけでないメリットがドッグトレーニングコースにはあると言えるでしょう。
ロンドンに移動した際には、是非Buddyにお逢いさせてくださいね!
by takuyashimomura (2010-06-22 16:21)