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犬の技のバラエティを増やす ~Dog Tricks~ [Dog Training]

家庭犬(ペット)との生活スタイルについて、イギリスに来てからずっと考えています。

何が日本と違うのか。何が明確に良いのか。日本のペット環境を変える為、そんな事を考える日々です。

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Dog Tricksとトリートバッグ

安売りの本屋で見つけたこんな本。今はこれを読んで少し勉強しています。

中には40ものTrick(技)が書いてあり、そのトレーニング方法を写真と共に紹介してくれています。

それに加えてやっと購入した必需品。それがこのトリートバッグです。今まで、ビニール袋とか巾着袋に入れていた時代から漸く脱出する事が出来ました。これがあるのと無いのとでは、便利さに格段に差が出ます

日本で馴染みの深い訓練というスタイルのトレーニングでは、こういったグッズは必要ないと思います。

それは犬へのオビーディエンス(服従)がメインであって、そこには楽しさといったものは極力省かれているように感じるからです。

イギリス人たちのトレーニングはバラエティに満ちていて、彼らは自分の犬と遊んでいるようにそれを行っていきます。(芸を見せたくてしているというわけでもないのが味噌)ですから、トレーニングも遊びの一貫、そんな中で「」を深めていくのです。

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ポーズを取ってくれたスパニエル

この考え方が今の日本には適しているように思えますペット文化が根付いてきて、「ウチの犬をどうにか」というだけでなく(未だに多いけれども)、よりポジティブに「我が家のペットと遊びたい」という雰囲気が増えているように感じるのです

犬は犬だけれども、彼らのポテンシャルを大切にするようになると、より一層楽しんでペットと暮らす事が出来ると思います。

明日は、ラリーオーという服従訓練をラリー形式にした遊びのジャッジ講習会犬を服従させるという事だけに留まらず、それを飼い主との遊びに変えてしまうという発想の審査をする為の講習です。

イギリスで出来るだけ多くのドッグスペシャリストに逢って、様々なことを吸収して帰国したいと思います。
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チップ

昨日、イギリス人の友達と犬の話をしていたとき、その人の娘さんがイギリスのリンカーン大学で、動物行動学を勉強して、犬のトレーナーになったということを聞きました。

生物学科の中にある講座みたいです。

http://www.lincoln.ac.uk/dbs/abc/

娘さんは、現在は、獣医病院に属していて、犬のトレーニングコースの主催とか、カウンセリングをしているとうことでした。娘さんは個人的には、シーザー・ミランさんのファンとうことでした。

日記拝見していますと、充実した日々をおくっていらっしゃるようでなによりです。犬が大好きな様子が、写真に写っている犬の表情から伝わってきます。
by チップ (2010-06-13 02:41) 

りこりん

ちょうど我が家でも同じような本を読んでいるところなので、親近感です!

うちのルディは家でもドッグランでも一匹で遊ぶの好きじゃないみたいなのと、オモチャやボールの「持ってこい」の遊びも関心薄です。で、モノ言いたげにじーっと飼い主を見つめます・・・。一体どうしたいんでしょう
?(散歩は一日3回、トータル2時間半ぐらい行っているので、これ以上は頼まれても無理~!)以前は芸を教えるなんて、飼い主のエゴだと思っていましたけれど、犬変われば飼い主変わる、です(笑)。

今、一日に10分~15分、クリッカ―とご褒美で、初歩的な芸から初めてみたところです。覚えてくれなくても、犬とのコミュニケーションの時間になればいいなと思ってます。しもたくさんのおっしゃるように、絆が深まるよう、楽しんでやってみます。



by りこりん (2010-06-13 19:10) 

ボーダーママ

もらってきてすぐにトリックの練習を開始したため、今では40以上のトリックを覚えているシリウスですが、今になり、ちょっと失敗したな、と思うことがあります。

それは、最初、オモチャにもオヤツにも私にも関心を示さなかったシリウスに、私と遊ぶのが好きになってもらいたく、シツケおよびトリックの練習全てを、私と遊ぶ一環として教育してしまいました。

ボールとフリスビーです。

そのため、公園であろうが人混みであろうが、ボールとフリスビーさえ握っていれば、シリウスの私への集中力とコマンドの聞きはピカイチです。

が、上記のツールがないと、コマンドが入りにくい・・・オビとアジのクラスでは、特にご褒美なしでも指示に完璧に従ってくれますが(家では従わないくせに)ドッグダンスとなると、スピードが落ち、モチベーションもなくなり、ヘタすると立ち往生してしまいます。

遊びの一環で飼い主好きになってもらうには、本当によかったのだと思っていますが、ドッグダンスには向いてない教え方だったかもと、今更ちょっと後悔中(^▽^;)

それでも、トレーナーさんやクラスメイトさん達いわく、シリウスは本当に私のコマンドを楽しそうに聞いているし、集中しているとのことなので(私的にはそう思ってなかったのですが)、やっぱり飼い主大好きになってもらうって大切なのかもしれませんね。

ウチの場合は飼い主大好きと言うより、完全無欠のマザコンですが( ̄▽ ̄;)
by ボーダーママ (2010-06-14 10:06) 

takuyashimomura

チップさん

コメント有難う御座います!早速戴いたHP拝見しました。お友達の娘さんが大学で犬の仕事をされているなんて、羨ましいですね。犬大国イギリスだけあって、それでも学科ができてしまう所がまた凄いです。

HPも凄く為になりました。有難う御座います。

また、宜しくお願いいたします!
by takuyashimomura (2010-06-15 06:02) 

takuyashimomura

りこりんさん

コメントいつも有難う御座います!

ルディになったら、トレーニングするようになったんですね。犬が変われば、飼い主が変わる。面白いものですね!

モノ言いたげにじーっと見る姿が目に浮かぶようです。何か試されているように見えますよね。そういう光景も公園では良く見ます。

追いかける恋愛より、追いかけられる恋愛が良いとか言ったり言わなかったりするかもしれませんが、犬との関係はまさにコレが当てはまるのではないかと思います。

犬を追いかけている飼い主は、まだまだペットとの絆が完璧ではないですね。反対に、犬が飼い主の何かに魅力付けされていて、常に追いかけているように(後をついてくるように)見えるカップルは素敵です。

でも、コレが中々難しい。是非、楽しんで頑張ってみてくださいね!
by takuyashimomura (2010-06-15 17:13) 

takuyashimomura

ボーダーママさん

こんにちは!いつもコメント有難う御座います。

マザコンでもしっかりした関係が気付けているように他の人から言われるくらいならバッチリなんじゃないでしょうか!素晴らしいと思います。

シリウスがドッグダンスに目覚めてくれたら、これ以上ボーダーママさんにとって嬉しい事は無いですよね。以前も仰っていたように、「私はドッグダンスが好きで、シリウスはそうでもない。」と言う事があったかもしれませんが、何とかシリウスもボーダーママさんと踊るダンスが凄く楽しい!と思える切欠や方法があるとは思うのですが…。それが発見できたら、一気に二人の関係の加速度も増すかもしれませんね!

ドッグダンスのルール的には、大会ではおやつやおもちゃで釣る事は駄目なはずでしたが、個人的にダンスを見せたり練習したりする際には常におもちゃ持ってても良いと思うし、それを逆にダンスのルーティンに利用するなどしても面白いんじゃないかなと思います。(型破りかな?)

そういったダンスをしてみると何かが変わるのかも知れませんね。でもでも、是非楽しさだけは忘れずに頑張ってくださいね!
by takuyashimomura (2010-06-15 17:19) 

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