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革ジャンを着せられたシュナウザー @ Borough Market [イギリス人の犬との暮らし方]

先ほどのブログを書いた所、バラマーケットの同行者から写真を数枚頂いきました。

どうやら話の中に出てきたシュナウザーを、噂のカフェの前で撮ってくれていたらしい。まさにPoshなお姉様と犬という感じです。

【その日記はこちらをご参照下さい】
http://takuyadoglovers.blog.so-net.ne.jp/2010-06-02

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指摘されて気付いたけれど、黒人のお姉様の長靴(こちらではウェリントンブーツ、もしくはウェリーズという)は良く見るとグッチで、(鞄はフェンディらしい)彼女が英国生活を経済的安定と共に充実させているのが見て取れます

恐らくですが、彼女は自分の自慢の犬と共に人前を散歩する事が好きで仕方がないのだと思う。そういうことで自己満足感や、自分自身では満たせない注目を浴びる事に快感を得る飼い主は、日本でもかなり多いと思います。

愛犬にお金をかけて愛犬を可愛がっていると表現する事は大いに結構だと僕自身は考えています

表現するにしろしないにしろ、「愛犬を大切にする」という飼い主の想いは否定するべきではないと思うからです。

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ただ、もし日本のマダムが時間とお金に余裕があるようなら、アクセサリーとしてだけの犬の飼い方ではなく自身の愛犬達に社会化や外に出ても恥じないような基本的なしつけをマスターさせるという想いになってくれればと思います

どんな犬でもTrainable(トレーニング可能な)犬達です。例え高齢であれ、去勢しているしていないに関わらず、また雄雌・犬種によらず全ての犬が基本的にしつけ可能だという事を私達は忘れてはなりません。

子供に何もしない(愛情すら捧げれない)親達が、どの時代にも子供から愛されないように、日本・世界の犬達も飼い主がどの様に接してくれているかを常に感じ、それが普段の行動として外に出ているのだと深く信じます

犬を見れば、また子供を見れば、その親の様子、また飼い主の様子がわかるとは良く言ったものです

P1120104.JPG

どこか、このシュナウザーと飼い主の雰囲気も似ている気がしませんか?

僕にはどうもその様に見えてきて仕方がないのです。

もしかしたらこのシュナウザー、自分の革ジャンが似合っているというナルシスト犬になっているかも知れません。Who knows!!
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海渡ちち

訪問ありがとうございました。

前回コメントの欧米諸国に反応されてましたね。
この反応は、実際に海外に行かれて、現地の様子を垣間見たヒトじゃないとわかりにくいと思います。

吠えやすさのランキングに関する記事も、調査するターゲットによってかわるでしょうし、所詮、統計学なので仕方ないでしょうね・・・・。

飼い犬と飼い主はよく似るっていいますね。
でも、ある人は、それは犬を迎え入れるときに、自分に似た犬を迎え入れているだけといってました。
果たしてどうなんでしょう。

我が家も似てますね。
まぁー、家族のようなもんなんで、そんなもんでしょう。
(最初のころは、服を着せてましたけど、最近は着せてません。立派な毛皮がありますからね。まぁー、犬から
猛抗議を受けたというのもありますが。)

犬の社会化ですが、日本では生後数ヶ月までに社会化させましょうとはいわれますが、生後2ヶ月程度で親元を離され、飼い主のもとにきたら、ワクチンだのなんだのかんだので、結局、外の世界をみるのが生後半年すぎてるとか・・・・。

きっと飼い主の忍耐力があれば、社会化は何歳になっても可能な気もするんですよね。
100点満点を目指さないないならば・・・。
どーなんだろう。








by 海渡ちち (2010-06-03 10:20) 

takuyashimomura

海渡ちちさん

こんにちは。コメント有難う御座います。大変興味深い話でしたので、つい訪問してコメントしてしまいました。

また仰るとおり、統計での話はあまりアテにならないことは多いですし、環境が特に犬の性格に影響していると考えている僕の理論では、そのリサーチを行う場所でも結果が違ってきて当然だと思っていますので、仕方ないかなとは思っています。でも、大変参考になりましたよ。

自分に似た犬を迎え入れているという事は当然あると思います。でも、その後に一緒に暮らしながら性格が似ていく(特に犬が飼い主に似ていくパターン)は大いにありえると思います。

飼い主も犬から自然な影響を受けて自分らしくなっていく、また犬もそんな飼い主の心の中心に近づいていくと僕は考えています。

ワクチンや清潔といった面に関しては、日本ではとても厳しく管理されているので、それが原因で社会化が難しいのは解ります。他の犬とだけではなく、多くの人と逢う事、色んな場所やモノを経験させる事も社会化の一部だと思うので、そういった意味では「他の犬との交流」だけをクローズアップしている日本のやり方では、まだまだ遅いペット文化だといわざるを得ません。

むしろ、僕の感覚では日本の犬は他の犬に逢う回数より、他の人に逢う回数が多いわけですから、そちらの社会化の方がもっともっと大切なように思えますが、意外にこれが出来ていないのが実態です。もしかしたら、日本人の付き合い自体が希薄なのかも知れませんね。

パピー時の方が導入はしやすいですが、大人になってもストレスを与えないようだけ考えてあげれば、立派に社会化できると思います。そこらへんは人間と同じですかね。

コメント有難う御座いました。また、宜しくお願いします!
by takuyashimomura (2010-06-03 19:17) 

ボーダーママ

リッチな飼い主を持つと、その犬も幸せになれるものなのでしょうかねぇ。
以前にも、しもたくさんがおっしゃってたように、ドッグトレーナーにはリッチな旦那さんがいて、犬にかける時間がたっぷりある人が多いかもしれない、というように、経済的ゆとりがある中で飼われる方が、飼い主にも心に余裕があり、犬に反映するかもしれませんねぇ。

うちは私とシリウスがそっくりだそうです( ̄▽ ̄;) 落ち着きがない。頑固。でも、素直。
甘えん坊。

困ったもんです。

ちなみに私の服装は、いつもジャージに運動靴です。
自称「ドッグトレーナー(トリックのみ)」が
口癖で、セクシー路線は捨てました(笑)

シリウスも秋口になると服を着ます。
本人は気にしてない様子。

しかしながら、ドッグセンターでは誰も犬に服を着せてないので、クラスで着せると何か言われそうで小心者の飼い主は怖くて服を着せれません。こっそりと散歩時に着せて、褒めてもらおうと企んでいます(犬を褒められたい、親ばか飼い主です)

が、その計画は失敗し、
以前、道ですれ違ったおばさんに呼び止められ、

「あなたねこんなに暖かいのに、犬に服が必要とでも思うの?」

と意見されました。

私にとってはまだ雪深い春口でしたし、寒かったのですが、体感温度差が違うアメリカ人にとっては、暖かく、犬に服を着せるのは飼い主のエゴに見えたようです。


そう言えば、アインシュタインのTシャツをロスのユニバーサルスタジオに着ていった時も、おばちゃんに呼び止められ、

「あなたね、それが誰なのか知っていて着ているの?悪魔の父なのよ!!」

と、説教されました。


アインシュタインはたしか電気を発明したような人ではなかったでしょうか・・・・・

遊び心のTシャツファッションにはトラウマがある私でした。


by ボーダーママ (2010-06-04 02:58) 

takuyashimomura

ボーダーママさん

コメント有難う御座います。いつもお世話になります。
アインシュタインは相対性科学理論ですね。未来に近づいた人かも知れません。電気を発明したのはエジソンですね!

犬の服には賛否両論ありますが、本当に寒そうにしている犬には必要な気もしますね。イギリスとか服を来てなさそうなイメージありましたけど、冬はかなり寒いので街中では良くフリース犬を見かけることがあります。ユニクロなんかが、犬用のフリースを出したらビジネスになりそうですよね。

飼い主の勝手だから良いと思うんですが(他人に迷惑かけている訳でもないですしね)ただ、スタッズが付いたりなんか変なものがぶら下がって犬の邪魔をしているようなら外して欲しいと思いますが…。でも、子供に変な服きせる親も大抵多いわけですから、もうそこは個人の自由としか言い様がないですよね。

それにしても「悪魔の父」とは何の事だったのか。オーメンかな。と、これもしっかり古いですね。
by takuyashimomura (2010-06-04 07:31) 

あつ

この前室内でグラサンかけてる犬を見たわ。犬にグラサンは必要??と思ったけど、飼い主さんが嬉しそうにしてたのでイイかなと・・私の家族も500円の服を着せて喜んでるし(;^_^A
あ、ちなみに言うの忘れてたけどうちの犬「ふう」て名前やで。由来は聞かんといてー
by あつ (2010-06-06 03:18) 

takuyashimomura

あつさん

いつもコメント有難う御座います!グラサンは完璧に必要ないでしょうね。それは飼い主のエゴの気がします。

「ふう」は、僕の親戚の犬の名前と全く同じです。彼は「風」と書いて「ふう」ですが、由来はまたお逢いした時に教えてください。
by takuyashimomura (2010-06-06 18:20) 

smallcountry

はじめまして
チャーリーママさんのブログから来ました

イギリスからヨーキーを連れて帰って半年
経ちましたが、イギリスと日本の犬事情の違いに
予測していたものの、あまりに違いが多すぎで
日々、少しづつアジャストさせております
日本人とイギリス人は同じ「人」だけど根本的に
何かが違うように、イギリスの犬と日本の犬とでは
カーミングシグナルやアプローチ方法など
犬の基軸となる何かが根本的に異なっている
ように感じております

車がステイタスシンボルであるように、犬も
ステイタスシンボルになっているような気も・・・

日本の犬はほんとうに我慢強く、けなげだと思います
そして、ブッシュや沼地で遊ぶ楽しさや思い切り
走る爽快さなど、犬として生まれてきた醍醐味を
味わっているのか!? 不憫でなりません

長くなりましたが、犬が犬らしくのびのびと
している写真が多く、嬉しくてコメントを残しました



by smallcountry (2010-06-06 21:27) 

takuyashimomura

smallcountryさん

コメント頂きまして有難う御座いました!イギリスと日本のGAPをブログに書かれているのを拝読し勉強になりました。有難う御座います。

仰るとおり日本の犬は我慢強く健気だと言う事が良く解りますね。でも、それに耐えかねている犬も多々見かけるので、それでは飼い主も犬も不幸担ってしまいますよね。草原で駆け回らせたいと思う飼い主さんは多いようですが、そういう場所が近くにないから又難しい。

最近気付きましたが、人も全く同じでイギリスだと徒歩圏内に公園がいくつもあったりする。(勿論ない場所もありますが)自然や動物好きの人は、そういったオアシスがあるだけでも勝手に落ち着いているのではないだろうかと思います。それをどうしろと言うのは、難しいことかもしれませんが。

イギリスで学んだ事を日本で活かせれば良いですね。また、日本でも何卒宜しくお願いいたします。
by takuyashimomura (2010-06-06 23:48) 

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